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<description> （24時間おきに更新中）</description>
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<title>海は涸いていた (新潮文庫)</title>
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<description>生い立ちを隠し、異父妹や昔の仲間の幸せのみを祈って静かに暮らす主人公。
そんな男が、皮肉にも昔の仲間との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、自分の過去とも交錯をして、大切なものを全て失う危機を迎える。...</description>
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生い立ちを隠し、異父妹や昔の仲間の幸せのみを祈って静かに暮らす主人公。
そんな男が、皮肉にも昔の仲間との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、自分の過去とも交錯をして、大切なものを全て失う危機を迎える。
淡々と半ば世を捨てたような男に、大切な人を守るため、かつての激情が蘇る。
しかし、その激情は、かつても、そして今回も男を幸せから遠ざける結果を招くものだった・・・。
敏腕刑事（この刑事もなかなか魅力的な人物に描かれている。情はあるがクールな仕事人）の登場から結末に至るまでは、主人公の「大切な人を守りたい」という愛情や「状況を打開せねば」という焦燥が伝わってきて、一気に読ませる。
ラストは・・・涙なしでは読めない。
力作、一読の価値あり。
ハードボイルド小説が苦手で、そっち系の男が苦手なのに、何となく買ってしまい読んだのですが…。
感動しました。
伊勢を囲む人間関係の濃さ。彼の妹も多くの人に守られましたが、やくざな世界の中で彼もまた守られていたのだと胸が熱くなりました。
警部が伊勢追い詰めていくくだりには、「やめて」と言いそうになり、最後のシーンには涙が出ました。
作中にあった、伊勢の人生のたくさんの「もしも」。こういう道を選ばざるを得かった伊勢の人生の重さを感じさせます。
この作品の中で、一番好きな場面は、伊勢がある女性とホテルに入るところ。
セクシャルな表現はひとつもないのに、生々しい大人の情事を感じさせます。
行間を読ませる小説だと思いました。

作者の特徴なのか人物描写がとても硬く感じる。「天国への階段」でもこの違和感を持ちながら、結局大作を一気に読んだ。本書も同じで「硬質なサスペンス」。少し旧い人間像、展開。ありがちなストーリーながら黙々と読ませる力感。上質なセンチメンタリズム。渇いている時に読みたくなる一冊。この本は、ヤクザ側と刑事側の双方の視点に立って描かれたハードボイルド小説です。どちらの立場に立って読んでみても、切なさが感じられました。役所広司主演で「絆」というタイトルで、映画にもなった作品です。■プライドを持つ。■自分自身の道義性を貫く。■愛に対しては愛で報いる。■愛する者のためにはどんな犠牲も厭わない■信頼を裏切らない。■私利私欲を捨てる。ハードボイルドの主人公に必要とされるものが以上の通りなら、この作品は間違いなくハードボイルドである。ハッピーエンドでなくとも、彼の人生の美学は貫徹されたと思う。しかし、『天国への階段』を読んだ後だったので、インパクトは今一つであった。したがって☆は4つ。
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<title>流星たちの宴 (新潮文庫)</title>
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<description>あの麗しくもおぞましいバブル時代のさなか、
最もそのバブルに近かった男の話である。
完全に男の夢とロマンティシズムの産物であり
そこに感情移入できなければ醒めてしまう語り口でもある。

無味乾燥な世...</description>
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<![CDATA[
あの麗しくもおぞましいバブル時代のさなか、
最もそのバブルに近かった男の話である。
完全に男の夢とロマンティシズムの産物であり
そこに感情移入できなければ醒めてしまう語り口でもある。

無味乾燥な世界の住人でありながら、
ネット長者たちがことある毎に夢を語るのは、
どこか自分の生き方にロマンを求めたい男の
共通した性なのだろうか？

横森理香『ぼぎちん』と同じ時期・同じ登場人物が描かれているが
女性の横森が極めて客観的・冷静に事態を見つめているのに対し
男性の白川が主観的に、夢にうなされ、バブルに踊っているのには
滑稽を通り越して悲哀も感じてしまう。

舞台を兜町から六本木に移して、新たなバブルが産まれた昨今、
過去から現在を照らす、再読に値する作品であろう。 相場ものとしては清水一行のものより現実感があり、面白いと思います。もう少し身近な作家としては幸田真音がいますが、彼女は相場の実体を知らないのでしょう、白川氏の説得力の比ではありません。ただ、ニューヨークのブラックマンデーの翌朝の東京市場の展開を読者に任せてしまうのには不満です。雅之が破綻することを暗示させますが、推測せよというには事態が大きすぎます。ハードボイルドじゃなくって、ピカレスクって呼ぶんじゃないの？白川道の本で初めて読んだのは「天国への階段」で２０００年のことだった。その迫力に引き込まれ、分厚い上下巻のハードカバーをあっという間に読み終えてしまった。ただ、読後感はまずかった。ラストが気に入らなかったのだ。ああいう終わらせ方しか出来ないのなら、この作家はその程度だと、見限ったつもりでいた。 ところが、この「流星たちの宴」は違った。デビュー作らしい荒い構成に目をつぶれば、全てが面白かった。 話はバブルの頃にさかのぼる。３７歳の主人公、梨田雅之は投資顧問会社社長に見込まれ、株の世界に足を踏み入れる。そこで恩師とともに何百億円単位の仕手戦に出るが、土壇場で恩師を裏切る。手元に残ったのは１億円の金。その虚しさを使い果たした時。男は再び株の世界へ戻り、復讐にも似た勝負に乗り出した… 本書の雰囲気は、次の言葉の中にある… 「動機と結果を結ぶもの。きっとそれが夢ってやつなんだ」 「相場にはな、たとえその相場が崩れても、またいつか蘇るだろうという期待が持てる物語がなくちゃならない。そいつがなくては、相場は相場は単なる金もうけだけの夢のない代物になってしまう」 描かれているのは、ひりひりするような生。夢。結果が問題なのではない。生き方が、問題なのだ。動機と結果を結びつけることも出来ずに、毎日を過しているのは私だけではないはず。そういう人には、おすすめの一冊 なお、この「流星たちの宴」は白川のデビュー作。一方、「天国への階段」は見城徹氏肝いりの幻冬舎の記念作品。たぶん私が気に入らなかった「天国への階段」のラストより、「流星たちの宴」のほうが、白川道の真の作風なのだと思う。株式相場を扱った内容の小説でなかなか面白いものに出会ったことがなかったのだが、これはなかなか雰囲気があって楽しんで読むことができた。ただ、登場人物の少々、説教くさいというか人生訓的な台詞が多い印象があり、そうではなくて、主人公の様々な背景などがより深く緻密に書き込まれていると、主人公の気持ちにもさらに感情移入がしやすかったのではないかという気がする。（比較対照は「レディ・ジョーカー」）「理子」のモデルってどんな人かなぁ？。
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<title>天国への階段〈下〉 (幻冬舎文庫)</title>
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<description>父も愛する女性もなくした男が、復讐に燃え、財をなす。しかし、その影で起きる殺人事件。彼の過去に何があって、彼が守ろうとしたものは何なのか？
彼の前に現れる、意外な人間たち。
真実を知りたいゆえに、上...</description>
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父も愛する女性もなくした男が、復讐に燃え、財をなす。しかし、その影で起きる殺人事件。彼の過去に何があって、彼が守ろうとしたものは何なのか？
彼の前に現れる、意外な人間たち。
真実を知りたいゆえに、上・中・下巻を一気に読み終えました。
男性にも女性にも楽しめる内容です。
主人公はともかく、彼を愛する亜木子の結末にどうも納得できないこと、事件を追う刑事のくだりが、既に読者が知りえたことをなぞらえる展開だったあたりが星一つ減点です。 上巻がよく、中巻で更によく、下巻で少しダレたように思う。柏木をめぐるストーリーは前半でほぼ完結しているのに、駄目押しのようにわかりきったことを描写しすぎていて、やや疲れた。うまく省略すれば、もっとスピード感が増したろうに。反面、丁寧に描きこまれた作品だとも言える。
 牧場と純愛と出生の秘密と殺人事件と復讐、というエンターテイメント要素てんこ盛りの良くできた作品だった。長く楽しませてもらった。ありがとう。
ボュームがあったけど、上中下と三冊一気に読み終えました。大切な人に裏切られた柏木と、最近妻と別れた自分を少し重ねつつ読んでいたのですが、復讐って多分、誰の為にもならないんですよね。復讐を達成しても、そこには失望しか残らないんだろうな。人を恨む気持ちって、多くの人が感じたことがあると思いますが、それはマイナスにしかならないんだと思います。それなら、その気持ちを、見返してやろう、今よりもっと素晴らしい自分になろうって、プラスの力に変えないといけないんですよね。生きていく上で理不尽に思うことも沢山ある。それでも人のせいにしないで、身から出た錆だと思って、自分を磨いていきたいと思います。読みましたよ。じっくり、上中下。下の三分の二まで、主人公の柏木と言う人に魅力を感じてました。面白く読ませてもらいました！！でも、私、最期このパターンの話って、がっくりくるのです。なんだ、やっぱり、勝手な人なんだなって、ちょっと残念。否定はしませんが最期の最期に、あらら？？？？なにこれ？って・・友達が純愛だと言ってましたが、違うと思います。亜木子って、そんなにいい女か？信念も貫けず、自分で切り開こうとせず、男のおかげで生きて、でもその男を裏切る結果になってる。特に未央さんのこと、ものすごい裏切りですよ。この代議士さん、あんまり好きな人間じゃないけど、この人、相当ショックだったと思うよ。妻としても、母としても、そして最期には人間としても二流じゃん？亜木子って。。。ただ見た目がちょっと綺麗だっただけじゃん？って。。。柏木が死んだら俺も死ぬ、って言ってた彼はどうしたの？英子って人との関係はどうだったの？奈緒子さんのことはどうしたの？自分で自分を精算するつもりの葦だったのでしょうが、最期にそれやっちゃったら、全然精算できてないって。。。ま、話としては、最期こうするしかなかったのでしょうけどね。だけど、結末以外は、読み物としてはおもしろかったです。楽しませてもらいました。(中巻のレビューの続き）
証拠固めの段階に入った桑田の捜査も、柏木が成し遂げようとする計画も、時間との戦いになる。そして、一馬と柏木の腹心・児玉の動向が大きな鍵を握り、先の見えない展開となる。桑田の執念は実るのか。そして柏木が成し遂げようとしたことは…。

上巻を読み始めた頃は、ハードボイルドと思っていた作品なのだが、エピローグは完全な純愛小説である。それも愚直なまでの純愛と言っていいと思う。あまりにも意外な展開に、不覚にも涙が…。そして、やり切れなさの残る余韻が何時までも尾を引く。近年まれに見るすばらしく質の高い作品である。
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<title>天国への階段〈上〉 (幻冬舎文庫)</title>
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<description>佐藤浩市さん主演でドラマ化されていると聞き、柏木圭一＝佐藤浩市のイメージで読み進めました。ぴったりの役どころだと思います。

貧しく不幸な男が復讐心を糧に成功してゆく姿が描かれています。

が、だん...</description>
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<![CDATA[
佐藤浩市さん主演でドラマ化されていると聞き、柏木圭一＝佐藤浩市のイメージで読み進めました。ぴったりの役どころだと思います。

貧しく不幸な男が復讐心を糧に成功してゆく姿が描かれています。

が、だんだん途中から、多くの人が入り混じり、そこに出生の秘密を絡めて…とまるで韓国ドラマのようなこれでもかのドロドロ劇に…。フジテレビ系で毎日やっているお昼１：３０〜からの枠にぴったりな雰囲気の展開でした。

面白かったけれど、個人的にはどう決着つける気なんかな…だけを頼りに最後まで読みきった感じです。物語の面白さよりも、決着の行方ばかりが気になり少々疲れました。

余談ですが、途中で我慢しきれず映像化のキャスティングをネットで確認しました。佐藤浩市さん以外は想像と違う雰囲気の配役でしたが、いつかＤＶＤで見てみたいです。読みはじめたら、もっと読みたくなってしまう作品です。
最後の母から娘への手紙の表現が素晴らしく、泣きながら読みました。
今でも 読み返しています。
複雑な人間関係が、すます 読欲をすすめられて 寝不足になる本です。
読み終わった方ならわかりますよ！ 物語の前提となるシチュエーションが上手く作られ，緊迫したストーリー展開になっている。殺人犯と刑事，追う側と追われる側の描写が小気味よく切り替えられ，ぐいぐい引き込まれる。そして，どちらも応援したくなる。それもそのはず，この小説の登場人物は皆あきれるほどの善人ばかり。
 結末は，余りにも残念。十代の少年・少女だって，もっとましな解決法を考えるのではないだろうか？この小説では，人の命が余りにも軽く扱われているように思われる。他人の命も自分の命も，こんなに簡単に奪って良いものだろうか？
 という疑問を持ちながらも，とても面白い小説でした。久しぶりに「なんだこりゃ？！」という気分を味わいました。
主人公（柏木）にもその恋人（亜木子）にもまったく思い入れができないまま終わってしまいました。その他の登場人物も思い入れる程深く描かれていないし。
江成ってそんなに悪い人ですかね（お金に汚いのは認めるけど）？自分の知らない妻の結婚前の恋人に何でここまで恨まれないといけないの？とんだとばっちり。亜木子のやったことの方がかなりえげつないと思います。
涙も出ないし、心も温まらない・・・他の人も書いていましたが、東野圭吾だったら同じ題材でかなりの涙を搾り取ってくれたと思います。人それぞれの思い。その思いがうまくかみ合わないとき、悲劇が起こる。人はなぜ人を傷つけながらではないと生きていけないのか。傷つけられたと思って生きてきた圭一も、自分の気づかないところで、多くの人を傷つけていたことを思い知る。亜木子への憎しみも、亜木子を忘れずにずっと愛し続けていきたいと思う気持ちの、裏返しに過ぎなかった。そのことに気づいた圭一の最後に取った行動は、読む人の胸を打つ。とても読み応えのある作品だった。
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<title>天国への階段〈中〉 (幻冬舎文庫)</title>
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<description>(上巻のレビューの続き）
中巻はストーリー展開ももちろんだが、心の揺れの描写が秀逸である。孤独と絶望の淵に追いつめられて復讐を誓った柏木でも、愛情や憎悪を自由にひねり出すことは出来ない。もし彼が、冷...</description>
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(上巻のレビューの続き）
中巻はストーリー展開ももちろんだが、心の揺れの描写が秀逸である。孤独と絶望の淵に追いつめられて復讐を誓った柏木でも、愛情や憎悪を自由にひねり出すことは出来ない。もし彼が、冷酷非情に徹することが出来たのなら、この作品は単なる復習譚に終わっていただろう。しかし、柏木の復習劇は、当初描いていたのとは違う方向に向かっていく。一方で、執念の捜査を続けていた桑田は、事件の全貌をほぼ掴む。また、亜木子の抱えていた重大な秘密も明らかになり、先を読まずにいられなくなる展開が連続する中巻である。
（下巻のレビューに続く）父親と牧場、そして最愛の恋人をも奪われ、失意の元に北海道を後にし、上京した柏木圭一郎。26年の歳月がたち、実業家として財をなした柏木は、彼からすべてを奪った江成への復讐劇を開始する。しかし、財をなすために犯した罪が、思わぬ形で追求をうけることになり、柏木自身も追いつめられていく。中巻では、家のために自分を捨てた亜木子を26年たっても恨みきれない柏木と、26年間柏木への罪の意識を持ち続けた亜木子が、絵笛で劇的に再会する。一方桑田らによる捜査が徐々に柏木の元に迫る。2001年はじめに出版された本作品、話題を呼びベストセラーとなり、日本テレビ系列でドラマ化もされたが、年末のこのミスで15位、文春で20位と、評価は今ひとつであった。しかしながら、私個人にとっては、「模倣犯」「邪魔」に続くベスト3であった。なにぶんにも量が多く、一気に読むというわけにはいかないが、復讐劇に恋愛劇も絡まり、ページをめくる手が止められなくなる。本作品のポイントは「血のつながり」と「タイミング」である。ほんの小さなタイミングのずれが、いくつか重なると、人生は周りの人をも引き込んで、予想し得ない方向に進んでいく。そして、天国への階段を誰と上ることになるのだろうか？
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<title>崩れる日なにおもう〈下〉―病葉流れて〈3〉 (幻冬舎文庫)</title>
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<description>この小説で著者は「あらかじめ定められた人生は生きる価値がないか」という問いかけを読者に対して投じている。主人公、それを自ら実践して証明しようとして、大手の会社を辞め、新しい人生を歩むための修練を積む...</description>
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この小説で著者は「あらかじめ定められた人生は生きる価値がないか」という問いかけを読者に対して投じている。主人公、それを自ら実践して証明しようとして、大手の会社を辞め、新しい人生を歩むための修練を積むために敢えて不確定で嘘と策略と欺瞞に満ちた相場の世界に身を投じる。その結果、どうなったかを知るには、この小説の中に身を置く以外にはない。惰性と習慣の中で生きることを余儀なくされている現代人にとって、この小説を読むことによってある種の疑似体験が得られることは間違いない。しかし、そこから何を学ぶかは個々人に委ねられている。作者の次作が大いに期待される。
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<title>十二月のひまわり (講談社文庫)</title>
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<description>不可思議な現在の物語に混ざって、過去の記憶がよみがえり、そして謎は氷解して一つになる。そんな5つの短編集です。一寸した伏線が結末に大きく影響したりして、短編としてうまくできていると思いました。
人間...</description>
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<![CDATA[
不可思議な現在の物語に混ざって、過去の記憶がよみがえり、そして謎は氷解して一つになる。そんな5つの短編集です。一寸した伏線が結末に大きく影響したりして、短編としてうまくできていると思いました。
人間関係が少し複雑なのでメモをとりながら読んだ方が、前のページをめくらなくて済むと思います。 表題作も含め、全5編の短編集。いずれも過去の柵と対峙する男たちをハードボイルドに描く作者らしいストーリー。読者にポーンと結末を投げたような話しの落とし方だが、好き嫌いが分かれるところか。次の2編が佳作。
 『車券師』。冷めていた過去の憎悪に火が点いたとき、男はすべてを捨てて復讐を誓う。
 『達也』。突然「達也」と名乗る男に誘拐される弁護士。車で引き回されるうちに意外な過去を聞かされる。
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<item rdf:about="http://bb-book082.book-company.net/detail/08/4344406842.html">
<title>朽ちた花びら―病葉流れて 2 (幻冬舎文庫―病葉流れて)</title>
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<title>病葉流れて (幻冬舎文庫)</title>
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<description>大学に入学した主人公がギャンブルにのめり込んで行く。
せっかく良い大学に入ったんだから、真面目に勉強して
就職すれば、将来は大企業の部長や取締役くらいには
なれたかも知れない。
でも、この主人公はそ...</description>
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大学に入学した主人公がギャンブルにのめり込んで行く。
せっかく良い大学に入ったんだから、真面目に勉強して
就職すれば、将来は大企業の部長や取締役くらいには
なれたかも知れない。
でも、この主人公はそんな道は選ばなかった。
病葉という言葉が妙に合っている。

作者の自伝的小説と言うだけあって、酒、女、麻雀という
当時の大学生の生活ぶりにはリアリティに富んでいる。
ただ、この作品は主人公が大学に入学してから最初の
夏休みを迎えるまでの期間を書いている。大学に入学
してから麻雀を覚えたのに、わずか数ヵ月後には危な
そうな店で、千点千円のレートで筋者やプロ雀士と勝負
するというのは性急すぎるような気がする。

確かにギャンブルの熱気は伝わって来るのだが、少し
書き急いだのではないだろうか。資金の調達も都合良
過ぎる。実際にはこんなに上手くいかないだろう。

青春小説としては秀逸。麻雀を知らなくても楽しめます。出張先で何気なしに手にした一冊だったが、どっぷりはまってしまいました。もともと麻雀好きの私はその主題に惹かれ読みはじめましたが、その麻雀の描写の迫力に引き込まれホテルで深夜まで読みふけっていた。思わず初めて一人でフリー雀荘に出向いたときの高ぶりみたいなものを思い出しました。これを読むと、しびれるような麻雀が打ちたい気持ちになりますよ。
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<item rdf:about="http://bb-book082.book-company.net/detail/10/4344407261.html">
<title>崩れる日なにおもう〈上〉―病葉流れて〈3〉 (幻冬舎文庫)</title>
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<title>終着駅 (新潮文庫)</title>
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<description>ずいぶん前に買ったものの帯に書かれたフレーズがださく感じられ、なかなか読むにはいたりませんでした。
24歳の年齢差、盲目、ヤクザなど設定もこそばゆいし、非現実的だし、でもハマりました。
青春時代に、...</description>
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ずいぶん前に買ったものの帯に書かれたフレーズがださく感じられ、なかなか読むにはいたりませんでした。
24歳の年齢差、盲目、ヤクザなど設定もこそばゆいし、非現実的だし、でもハマりました。
青春時代に、貞操観念と熱情とを両立させなくてはならなかった世代なので、主人公の惑いにえらく共感してしまいました。
オッサンの純愛小説というのは奇妙かもしれませんが、個人的には次から次にその先を読みたくなる本でした。悪くはないのだが、先の展開が読めてしまい盛り上がりに欠ける。 
もう少し意外なラストを期待していた。 
新堂冬樹の「忘れ雪」に似た感じがする。純愛ならそのストーリーは愛と感動で終ることを期待するが、ヤクザとしての生き様を強引に重ねたようでしっくりこなかった。
人を愛するのに、過去を振り返ったり清算しようと旅に出るのは結構だが、それで将来の自分の人生を棒に振り、また人を悲しませるのは本末転倒だと思う。終着駅というタイトルと中年のヤクザやさんが出てきた時点で既にラストは読めた感じだった。
使命感？から最後まで読んだがヤクザの世界をとってもスイートに書いていて『？？？』という感じ。白川道の本はテイストが合うでずっと読んでいるが、この「終着駅」はヤクザの親分が主人公の切ないラブストーリー。ある時、ヤクザの親分が自分と親子ほどの差がある盲目の女の子に出会い、死別した自分の恋人と瓜二つである彼女の純粋さに心を打たれてヤクザの世界から足を洗おうと決心する（こう書くとどうも陳腐になってしまうが、経緯はもっと複雑で美しい）。ラブストーリーとはいえ、白川道の本なので、そこはあくまでもハードボイルドなタッチである。帯にあのベストセラー「天国への階段」を超えたとあったが、それが嘘でないと思えるくらいに中年男の気持ちの描写が繊細で、つい主人公に感情移入してしまう。女性にこの手の小説がどのように映るのかは未知数だが、20代後半以上の男性にはお薦めである。
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<title>海は涸いていた (新潮ミステリー倶楽部)</title>
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<description>生い立ちを隠し、異父妹や昔の仲間の幸せのみを祈って静かに暮らす主人公。
そんな男が、皮肉にも昔の仲間との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、自分の過去とも交錯をして、大切なものを全て失う危機を迎える。...</description>
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生い立ちを隠し、異父妹や昔の仲間の幸せのみを祈って静かに暮らす主人公。
そんな男が、皮肉にも昔の仲間との再会をきっかけに事件に巻き込まれ、自分の過去とも交錯をして、大切なものを全て失う危機を迎える。
淡々と半ば世を捨てたような男に、大切な人を守るため、かつての激情が蘇る。
しかし、その激情は、かつても、そして今回も男を幸せから遠ざける結果を招くものだった・・・。
敏腕刑事（この刑事もなかなか魅力的な人物に描かれている。情はあるがクールな仕事人）の登場から結末に至るまでは、主人公の「大切な人を守りたい」という愛情や「状況を打開せねば」という焦燥が伝わってきて、一気に読ませる。
ラストは・・・涙なしでは読めない。
力作、一読の価値あり。
ハードボイルド小説が苦手で、そっち系の男が苦手なのに、何となく買ってしまい読んだのですが…。
感動しました。
伊勢を囲む人間関係の濃さ。彼の妹も多くの人に守られましたが、やくざな世界の中で彼もまた守られていたのだと胸が熱くなりました。
警部が伊勢追い詰めていくくだりには、「やめて」と言いそうになり、最後のシーンには涙が出ました。
作中にあった、伊勢の人生のたくさんの「もしも」。こういう道を選ばざるを得かった伊勢の人生の重さを感じさせます。
この作品の中で、一番好きな場面は、伊勢がある女性とホテルに入るところ。
セクシャルな表現はひとつもないのに、生々しい大人の情事を感じさせます。
行間を読ませる小説だと思いました。

作者の特徴なのか人物描写がとても硬く感じる。「天国への階段」でもこの違和感を持ちながら、結局大作を一気に読んだ。本書も同じで「硬質なサスペンス」。少し旧い人間像、展開。ありがちなストーリーながら黙々と読ませる力感。上質なセンチメンタリズム。渇いている時に読みたくなる一冊。この本は、ヤクザ側と刑事側の双方の視点に立って描かれたハードボイルド小説です。どちらの立場に立って読んでみても、切なさが感じられました。役所広司主演で「絆」というタイトルで、映画にもなった作品です。■プライドを持つ。■自分自身の道義性を貫く。■愛に対しては愛で報いる。■愛する者のためにはどんな犠牲も厭わない■信頼を裏切らない。■私利私欲を捨てる。ハードボイルドの主人公に必要とされるものが以上の通りなら、この作品は間違いなくハードボイルドである。ハッピーエンドでなくとも、彼の人生の美学は貫徹されたと思う。しかし、『天国への階段』を読んだ後だったので、インパクトは今一つであった。したがって☆は4つ。
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<title>捲り眩られ降り振られ (幻冬舎文庫)</title>
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<description>無頼派の代表ともいえる白川道の競輪日記。
それはまさにギャンブル「道」とでも呼ぶべき
美学が満載され、競輪に興味が無くても白川ハード
ボイルドが好きならきっとはまると思います。

また、競輪に関する...</description>
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無頼派の代表ともいえる白川道の競輪日記。
それはまさにギャンブル「道」とでも呼ぶべき
美学が満載され、競輪に興味が無くても白川ハード
ボイルドが好きならきっとはまると思います。

また、競輪に関するエッセイの合間に、白川夫人である
文芸誌編集長中瀬ゆかり氏の幅広い人脈で実現した
ベストセラー作家のリレー競輪エッセイも読めて2倍お得です。

さらに、最後は本格ミステリでもお目にかかれないような
ものすごい「オチ」が・・・
思わずひぇーと叫びそうになってしまいました。
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<title>単騎、千里を走る。</title>
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<description>映画が先で小説が後、という書籍は星の数ほどありますが、これほどはまっている小説は少ないと思います。高倉健と高田剛一は正しく同一人物です。涙するシーンがいっぱいつまったページに期待してください。欲を言...</description>
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映画が先で小説が後、という書籍は星の数ほどありますが、これほどはまっている小説は少ないと思います。高倉健と高田剛一は正しく同一人物です。涙するシーンがいっぱいつまったページに期待してください。欲を言えば、もう少し関羽にもスポットを当ててほしかったです。健さんが、同じ父親として重なる部分があり色々考えさせられました。家族とは何か！健さんが、ちびっ子を、確かめるように抱きかかえるシーンはとても感動しました。
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<title>天国への階段〈上〉</title>
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<description>佐藤浩市さん主演でドラマ化されていると聞き、柏木圭一＝佐藤浩市のイメージで読み進めました。ぴったりの役どころだと思います。

貧しく不幸な男が復讐心を糧に成功してゆく姿が描かれています。

が、だん...</description>
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佐藤浩市さん主演でドラマ化されていると聞き、柏木圭一＝佐藤浩市のイメージで読み進めました。ぴったりの役どころだと思います。

貧しく不幸な男が復讐心を糧に成功してゆく姿が描かれています。

が、だんだん途中から、多くの人が入り混じり、そこに出生の秘密を絡めて…とまるで韓国ドラマのようなこれでもかのドロドロ劇に…。フジテレビ系で毎日やっているお昼１：３０〜からの枠にぴったりな雰囲気の展開でした。

面白かったけれど、個人的にはどう決着つける気なんかな…だけを頼りに最後まで読みきった感じです。物語の面白さよりも、決着の行方ばかりが気になり少々疲れました。

余談ですが、途中で我慢しきれず映像化のキャスティングをネットで確認しました。佐藤浩市さん以外は想像と違う雰囲気の配役でしたが、いつかＤＶＤで見てみたいです。読みはじめたら、もっと読みたくなってしまう作品です。
最後の母から娘への手紙の表現が素晴らしく、泣きながら読みました。
今でも 読み返しています。
複雑な人間関係が、ますます 読欲をすすめられて 寝不足になる本です。
読み終わった方ならわかりますよ！ 物語の前提となるシチュエーションが上手く作られ，緊迫したストーリー展開になっている。殺人犯と刑事，追う側と追われる側の描写が小気味よく切り替えられ，ぐいぐい引き込まれる。そして，どちらも応援したくなる。それもそのはず，この小説の登場人物は皆あきれるほどの善人ばかり。
 結末は，余りにも残念。十代の少年・少女だって，もっとましな解決法を考えるのではないだろうか？この小説では，人の命が余りにも軽く扱われているように思われる。他人の命も自分の命も，こんなに簡単に奪って良いものだろうか？
 という疑問を持ちながらも，とても面白い小説でした。久しぶりに「なんだこりゃ？！」という気分を味わいました。
主人公（柏木）にもその恋人（亜木子）にもまったく思い入れができないまま終わってしまいました。その他の登場人物も思い入れる程深く描かれていないし。
江成ってそんなに悪い人ですかね（お金に汚いのは認めるけど）？自分の知らない妻の結婚前の恋人に何でここまで恨まれないといけないの？とんだとばっちり。亜木子のやったことの方がかなりえげつないと思います。
涙も出ないし、心も温まらない・・・他の人も書いていましたが、東野圭吾だったら同じ題材でかなりの涙を搾り取ってれたと思います。人それぞれの思い。その思いがうまくかみ合わないとき、悲劇が起こる。人はなぜ人を傷つけながらではないと生きていけないのか。傷つけられたと思って生きてきた圭一も、自分の気づかないところで、多くの人を傷つけていたことを思い知る。亜木子への憎しみも、亜木子を忘れずにずっと愛し続けていきたいと思う気持ちの、裏返しに過ぎなかった。そのことに気づいた圭一の最後に取った行動は、読む人の胸を打つ。とても読み応えのある作品だった。
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<title>星が降る (新潮文庫)</title>
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<description> 日本的な湿り気のあるハードボイルド。泣き所のツボを確実に押さえながら、ボリュームも全体的な印象も、適度な重さで仕上げた作品。読後の衝撃で呆然とするほどではないが、面白く読み終えて満足感に浸ることが...</description>
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 日本的な湿り気のあるハードボイルド。泣き所のツボを確実に押さえながら、ボリュームも全体的な印象も、適度な重さで仕上げた作品。読後の衝撃で呆然とするほどではないが、面白く読み終えて満足感に浸ることが出来る。 大衆小説のお手本のような短編集。ちょっとアウトローな生き方のカタルシスに酔うことが出来る。だれか悲しい人物が過去にいて、その悲しみをちょっとだけ晴らしていく。
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<title>カットグラス (文春文庫)</title>
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<title>朽ちた花びら―病葉流れて〈2〉</title>
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<description> 『病葉流れて』の続編。 梨田は再び麻雀を通して、いくつかの出会いと別れを繰り返す。傷つき、傷つけられながら、やがて学生時代は終わりを迎える…。 実は梨田と私は同じ大学を出ている。東京の中央線のはず...</description>
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 『病葉流れて』の続編。 梨田は再び麻雀を通して、いくつかの出会いと別れを繰り返す。傷つき、傷つけられながら、やがて学生時代は終わりを迎える…。 実は梨田と私は同じ大学を出ている。東京の中央線のはずれの方ある、小さな国立大学だ。この本を読むまで、わたしはあの頃のことは、もう忘れたいと思っていた。恵まれた時代だったとは思う。しかし失ったもののほうが、多かった。苦い、挫折感。 物語は、梨田が卒業式を迎え、ふらふらと思い出の場所へ流れ、その場で学生時代が終わったことを痛感し、涙を流して終わる。賭けるべき何もない中で、それでも確実に何かに賭けて、そして失って終わった。少しだけ、成長をして。 そのラスト・シーンが胸に残った。忘れたかったあの頃だったが、この本を読んで、久しぶりにあの街へ行ってみようかという気になった。実際、仕事でその方面へ行くこともあった。しかし懐かしいあの駅で、降りることはなかった。どうしても気が進まなかった。それくらい、嫌だということか。 いや、そうではないだろう。本当は、何かが終わってしまったことを直視できないでいるだけなのだろう。“何かが終わったその後”をどうやって生きていけばいいのか、その答えが見つけられないでいるのだ。何かが終わったその後も何かを求めなければいられなくて。 この物語の主人公、梨田雅之は、白川道のデビュー作『流星たちの宴』の主人公でもある。その物語の中に、“その後”のひとつの生き方がある。待ちに待った病葉流れての続編、主人公がギャンブル、友人、女性関係を通じ少しずつ大人になっていく壮絶なギャンブル小説。彼女の死で今後どう変わっていくのか。社会人になってどう変化していくか、２００４年８月に出版されるパート?が今から楽しみです。
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<title>捲り眩られ降り振られ</title>
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<description> この本は噂に聞く大ギャンブラー白川道の競輪へのオマージュであり惜別のラブレターです。 生きてることがギャンブルであり、日々是大博打だと思っているので宝くじを買うくらいしかギャンブルらしいことに手を...</description>
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 この本は噂に聞く大ギャンブラー白川道の競輪へのオマージュであり惜別のラブレターです。 生きてることがギャンブルであり、日々是大博打だと思っているので宝くじを買うくらいしかギャンブルらしいことに手を染めたことがない。だからこの本を読んでも競輪のおもしろさは今ひとつわからない。だが著者の生き方、人生観ははっきり見えてくる。かっこいい。 白川道をホストに毎回ゲストを招き各競輪場を巡るという形で現場を描写しながら著者の競輪遍歴つまりは人生そのものが語られていく。つまりはそれほどまでに白川道と競輪とのかかわりは長く深い。 ２２人のゲストが登場するがほとんどが作家で占められている。それぞれ個性的な面々がその折の感想を寄せているが、おおむね女性作家がおもしろくない。独断だが小川洋子のがワースト・ワンです。  いつも影のように（でもないか）付いてくるコーディネーター役の白川夫人の中瀬ゆかり女史に番外ゲストとして登場して欲しかった。 まあ、いずれにしてもギャンブルは読むものではなくって身銭を切ってやるものですね。著者のように１０億円もつぎ込まなくとも。
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<title>大人のための嘘のたしなみ (幻冬舎新書)</title>
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<description>タイトルだけを見て、大人として嘘と上手に付き合うてほどきをする本と誤解して手に取りました。
実際は、自称アウトロー作家が、「昔は俺も無茶したぜ」というお得意の武勇伝を脈略なく述べ、
各項とも申し訳程...</description>
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タイトルだけを見て、大人として嘘と上手に付き合うてほどきをする本と誤解して手に取りました。
実際は、自称アウトロー作家が、「昔は俺も無茶したぜ」というお得意の武勇伝を脈略なく述べ、
各項とも申し訳程度に無理矢理「嘘」という要素を織り込んで、一冊の本にしたような内容。
筆者自身に興味がある方は楽しめるのかもしれませんが、そうでない方には得るものの少ない本だと思います。「タイトルから想像していたほどの面白みはない」というのが、正直な感想です。 

「嘘」をテーマに、恋愛や借金の話、北朝鮮・ライブドア問題まで、色々な話が書かれていますが、「嘘（のたなみ）」については、新鮮味はありません。 

著者の波乱万丈な人生について語られている部分もあるので、著者のファンの人は、違った楽しみ方が出来るかもしれません嘘に関する短いエッセイをたくさん並べたものです。
最初のうちはごく当たり前の意見も多く、退屈なところもありましたが、後半になると常人では考えられない著者の経験に根ざした面白い話が多く、一気に読み進んでしまいました。
特にマスコミが作り上げた常識的な考え方が、実は嘘であるとの指摘には、考えても見なかった視点だけに目から鱗でした。アウトロー作家として有名な白川氏の作品は、その無頼な生き方をベースとした多くの人生経験を有しているだけにとても面白く、期待を持って購入した。

本書は前半部が「嘘」について著者の考えが書かれているが、「嘘も時には必要」のような趣旨のことばかりで、はっきり言って社会人であれば常識的に知っていること（感じていること）で残念ながら特に面白いとは感じる部分は少なかった。
このため、途中で読むのを止めようかと思ったが、実体験が中心に記されている後半から一気に面白くなり、最後まで一気に読んだ。やはり、著者のような無頼派はその実体験こそが作品の面白さのベースであり、一般論的なものではその良さが活きてこないのであろう。

昔の先物取引の実態については、かなり酷い話が多く、必読である。新書戦争もますます激化しておりますが、
その中で、ついに幻冬舎も参戦とあって、興味を持ちました。

著者の白川氏の小説は、何本か読んだ事があり、
その骨太なテーマや語り口に好感を持っていました。
テーマも面白いと思って読み始めたのですが、
ちょっと食い足りない感じを覚えました。

氏の体験談を語っているところは、非常に面白い。
さすが、アウトロー、無頼派の作家だけあって、
その波瀾万丈な体験談は、読んでいてワクワクします。

けれど、
テーマに沿わすカタチで「ウソ」についての理論を展開しだすと、
急に面白みのない文章になってしまっています。

まっとうというか、面白みの無いというか、新しさの無い意見を
だらだらと続けているところは、ちょっと、呑み屋でくだをまくおっちゃんのようです。

邪推かしれませんが、
ひょっとしたら、呑みながら話した事を編集者がまとめたんでは？

氏の小説が好きな分だけ、落胆しました。
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